国公立大・難関私大に受かる子の特徴

国公立大・難関私大に受かる子の特徴

東大などの国公立大や、難関と呼ばれる私立大学に入るような子は、
どのような子なのでしょうか?

一言ではやっぱり賢い子ですが、その要素はなんなんでしょうか?

今回東大と早稲田大学を卒業されて教育関連のお仕事をされている方とお話しさせていただきました。
その中で出てきた特徴をまとめてみました。

国公立大や難関私大に受かった子、全ての子が当てはまるわけではありません。
ただ、こういう子多いよね。過去のメディアなどでこういう話取り上げられていたよね。
というファクトに基づいた話から炙り出された特徴です。

我が子がどのくらい当てはまるかというと、ちょっと厳しいところもありますが、
親としては、この特徴を理解しつつ、家族としてできることもたくさんあるかなと思いました!!

ご参考になりましたら幸いです!!

 

 

それでは特徴についてみていきましょう!!! 

 

特徴1 長時間没頭できる

長時間没頭できるとは言い換えると、集中力があるという意味で使っています。

集中力があるというのは、もともと集中できる子というのも確かにいるようですが、大学生など大きくなった子と話すと、必ずしも才能だけではなく、

集中力を高める方法を見つけ出し、
自分でコントロールして集中できるようにしている

という人も多いようです。

では、集中するためにどのようなことが必要か?
と考えると、普通は、集中するために周りの環境をよくするとか、
目標やそれを達成するためにやるべき事を決めて計画を作るなど挙げられます。

これらももちろん効果がありますが、ある生徒が話していたことが目から鱗のなるほどなという話でした。

集中するということは、やる事を決めてそれに没頭するというよりは、
他の様々なことを全て諦める。やらないと覚悟を持って決める事である

確かに、勉強などをしていると、ゲームがしたくなったり、他の教科が気になったり、私は基本的には他の何かを諦めているわけではなく、それらを我慢して今はこれをやるんだという気持ちでやっています。
それでは集中できませんと。。

そして、諦めると、自ずとそこに集中できるという事です。

なんとも、国公立大と聞くと全教科全てできるんだろうなと思って全部に目配せしながらやっているようなイメージですが、諦めるという考え方は斬新すぎました。

 

特徴2 勉強のライバルがいる

一人だけでは継続的に成長している、伸ばしていくことがなかなか難しい面があるということです。

本気で競争できて、
お互いに切磋琢磨できて、
時にはわからないところを教えあったり、
自分はどこまでわかっているけど、あいつはどうか?と自分の立ち位置を確認できて、
友達の成功も喜べる
悔しくて自分も頑張ろうと思える

こんな友達=ライバルがいれば確かに一人よりも粘り強く頑張れそうです

 

さらには、世紀の発明を成し遂げた偉人たちにはライバルがいるケースも多いそうです。

発明は水ものですし、もうダメかもと諦めてしまうこともある。また、ライバルのアイディアから新しいアイディアを発想することもできます。

このようにまるでお互いが共鳴するように影響しあって、一人では辿り着けなかったところまで登れることもあるとのこと。

この話からも、勉強のライバルというはとても大きな存在だと思います。

 

 

特徴3 自尊心が高い

自尊心を大切にしようと言われて久しいです。
やはり偏差値の高い大学に受かる子も自尊心は比較的高い傾向にあるようです。

ただ、自尊心はどのように育てれば良いのでしょうか?
もともとの性格で決まってしまうもののようにも思いますが、、
自尊心をなるべく高くするように家族でもできることがあるそうです。

何かがうまく行った時には必ず言葉で心を込めて褒める

何かを達成したらお小遣いをあげる。とか、
何かを買ってあげる。
というのを全面にやるのははばかられても、多少はやってきた親御さんも多いのではないかと思いますが、
そうでななくて、なるべく言葉でその成功をしっかりと褒めてあげることが大切なのだそうです。

これは、子供としては家族から自分が認められている。自分の存在価値がある。というように変換して自尊心が高まっていくということです。

また、何かに失敗した時であっても、そのチャレンジしたことをしっかりと褒めることで、失敗だったとしても自尊心は高まり、変に落ち込まずに次のチャレンジにまた向かうという正のループを回すことにつながります。

 

特徴4 リビングで勉強する

リビング学習法というのは数年前も東大生がかなりの割合がやってきているという話でメディアでも話題になっていました。

やはり効果があるようで、なぜ効果があるかというと、
リビングではリラックスと緊張の絶妙なバランスを得られるとのこと。

いつものリビングなのでリラックスして勉強に取り組める。
一方で、自分の部屋などでは一人である種自由に勉強できます。場合によってはちょっと休憩なんてこともできちゃう。
リビングだと程よく家族の目を気にすることになり、適度な緊張感によって、ちょっと休憩という悪い誘惑にも屈せずに勉強に取り組むことができます。

また、別の観点で、全体的に勉強の効率が良いという指摘もあります。

ダイニングテーブルは通常机よりも広く、勉強の作業の効率が増します。
確かに狭い机だといちいち片付けなくてはですが、教科書を開きながら問題集を解いて、あ、似たような問題がこちらにもと全てを開きっぱなしで作業することで効率は上がるなと想像もできるかなと思います。

 

特徴5 相手の身になって考えられる

これが最後の特徴です。
相手の身になって考えられる。

これは社会人としてもとても重要なスキルです。

いろんな事に言えますが、
例えば、親が怒っている時

普通は怒られて、もう嫌だーとなって、こちらも怒って…

と相手の事を考える余裕もありませんが、
相手の身になって考えるということは、
親の立場に立ってみて、なんで怒るような事に至ったのだろうか。
仕事や家事なども大変な中、自分がこんな事をやらかして、それは、そうだよなぁ。
とすれば、どういう態度で臨むべきなのか、どういう対応をすべきなのか
などと考えていくことで、困難な状況もスマートに切り抜けていくことができるケース

あるいは、私はこれが特に重要だと思うのですが、
テスト問題なども、出された問題をまっしぐらに解く。
と同時に、なぜこのような問題を出してきたんだろう?
一体何を試されているのだろうか?
何がわかる・わからないで線を引こうとしているのか?

このような事を、テスト中に無意識的に考えている子が多いようです。
確かに作者の意図がわかれば、解き方はこういう方法を試してみようとか、選択肢であればわからなくても消せる選択肢が出てきたりします。

ここまで中学受験を受ける子供が考えられるかというと疑問も残りますが、成長する過程でつけていって欲しい重要な能力の一つだと思います!

 

 

以上、国公立大学・難関私立大学に受かる子の特徴 でした!

最後まで読んでいたきましてありがとうございます!
ご参考になりましたら嬉しいです!

  

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