予習シリーズ 小4理科(下)第6回「物の溶け方(1)」親子で押さえておきたいポイントまとめ

予習シリーズ 小4理科(下)第6回「物の溶け方(1)」親子で押さえておきたいポイントまとめ

RuffRuff Apps RuffRuff Apps by Tsun

小4理科(下)の第6回は「物の溶け方(1)」です。第4回「電気(2)」で回路を、第5回でその続きを学んだあと、ここから化学の入口に入ります。「溶ける」とはどういうことかを、見た目・重さ・限度量の3方向から確かめる単元です。

この回の最大のポイントは、「限度量は3つの条件で決まる」という一言に尽きます。①溶かす物 ②水の量 ③水温——この3つです。そして水の量には比例する(グラフは直線)が、水温には比例しない(グラフは曲線)。この「比例する/しない」のちがいが、この回のいちばんの山場です。

親子で取り組むときは、「重さは変わらない、体積は変わるかもしれない」を、実際に台ばかりで確かめてみるのがおすすめです。目で見て確かめた記憶は、表の暗記より残ります。


1 今回の単元、6つの柱

まず全体像をつかみましょう。第6回の出題は、大きく次の6分野に分かれます。

分野 おさえる内容 最優先チェック
水溶液とは 溶ける物・溶けない物、透明、濃さが同じ つぶが残る=水溶液ではない
溶けるようす つぶがばらばらになる、溶解と融解のちがい 「溶ける」と「とける」は別の言葉
溶かす前後 重さは変わらない、体積は変わらないとは限らない 重さは保存される
飽和水溶液 限度量まで溶かした水溶液、3つの条件 限度量は「物・水の量・水温」で決まる
表とグラフ 水の量には比例、水温には比例しない 直線か曲線か
計算問題 水の量・溶質の量・水温の3つのうち2つが与えられる 比例で解く

ポイント:この回は「比例で解く」が武器です。水の量が2倍なら溶ける量も2倍——この1本のルールで、計算問題のほとんどが処理できます。


2 水溶液とは

溶ける物と溶けない物

食塩・硫酸銅・デンプン・ねん土を同じ量ずつ用意し、同じ量の水が入ったビーカーに入れてよくかき混ぜます。

入れた物 ようす 水溶液か
食塩 つぶが見えなくなり、全体が透明になる 水溶液(食塩水)
硫酸銅 つぶが見えなくなり、青色の透明になる 水溶液(硫酸銅水溶液)
デンプン 液は透明になるが、つぶが底にしずむ 水溶液ではない
ねん土 液は透明になるが、つぶが底にしずむ 水溶液ではない

物が水に溶けると、溶けた物が見えなくなり、液が透明になります。

注意:「デンプンやねん土は、液が透明になるけれど溶けてはいない」——ここが最初の引っかけです。「透明になった=溶けた」ではない。つぶが底にしずんでいたら、それは溶けていないのです。

水溶液の2つの特徴

特徴 内容
① 透明 無色の透明(食塩水)もあれば、色のついた透明(硫酸銅水溶液の青)もある
② どこも濃さが同じ 「下の方だけ濃い」「時間がたつと濃さが変わる」ということはなく、全体が同じ濃さ

つくってから2〜3日たった砂糖水を、スポイトで底の方と液面近くからとって、あまさを比べると、どちらも同じあまさです。硫酸銅水溶液も、何日たっても底の方と液面近くの青色の濃さは変わりません。

透明のいろいろ

「透明」という言葉から「無色」を想像しがちですが、透明には無色の透明も、色のついた透明もあります。

  • 無色の透明:食塩水
  • 色のついた透明:硫酸銅水溶液(青)

ポイント:「水溶液はすべて透明」。色がついていても透明なら水溶液です。「透明=水溶液」と覚えると、判断が一気に速くなります。

注意:水溶液の濃さは、時間がたっても変化しません。「放っておくと濃さが変わる」は誤り——ここは正誤問題の定番です。


3 物が溶けるようす

水は、たくさんの水のつぶが集まってできています。

砂糖などの物が水に溶けるときには、かたまりになっていた物がばらばらに分かれ、水の中に入りこんでいくので、形は見えなくなります。

溶けたつぶは水の中を絶えず動いていて、時間が経っても底にしずんで出てくることはありません。

かき混ぜなくても溶ける

コーヒーシュガーや硫酸銅を、水の入ったビーカーに入れ、かき混ぜないで置いておきます。

  • これらは少しずつ溶け出し、何日かたつとすっかり溶けて透明になり、液の色はどこも同じ濃さになります。
  • 硫酸銅を入れた場合、3時間後には上の方から青くなり、4日後には全体が同じ青になります。

ポイント:「かき混ぜなくても、時間がたてば溶けて、濃さが同じになる」。②どこも濃さが同じという特徴が、自然に実現するわけです。

「溶ける」と「とける」のちがい

言葉 意味
溶解 液体に何かが溶けること(水に食塩が溶ける)
融解 固体が液体に変わること(氷が水に変わる)

同じ「とける」ということばを使いますが、意味がちがいます。

注意:「溶解=溶ける」「融解=固体が液体になる」。漢字がちがうので、問題文の漢字を見るクセをつけましょう。


4 溶かす前と後:重さと体積

重さは変わらない

水を入れたビーカー・かき混ぜ棒・砂糖を用意し、台ばかりで重さをはかっておきます。次に砂糖を水に入れて溶かし、もう一度台ばかりにのせて重さをはかります。

このとき、重さは変わっていません。

物が水に溶けて水溶液になり、つぶが見えなくなっても、重さがなくなったり減ったりすることはありません。

項目 関係
重さ 水と物体の合計の重さ = 水溶液の重さ
体積 水と物体の合計の体積 ≠ 水溶液の体積(同じとは限らない)

なぜ重さで考えるのか

「重さ」はどんな条件でも変わらない——物があることを説明するために大切な指標です。

「体積」はいろんな条件でコロコロ変わります。例えば温度によっても体積は変わります。

ポイント:「溶かしても重さは消えない」。目に見えなくなっただけで、そこに在る——これが質量保存の考え方の第一歩です。

注意:「体積は同じとは限らない」。水100gに砂糖25gを溶かすと、重さは125gちょうどになりますが、体積は125mLにはなりません。ここは必ず区別しましょう。


5 飽立水溶液と限度量

飽和水溶液

水に食塩を少し入れ、よくかき混ぜながら溶かします。すべて溶けたらまた少し入れる——というようにどんどん溶かしていき、溶け残りが出たら入れるのをやめます。

2〜3日おいてから食塩水を観察しても、食塩は溶け残っています。これは食塩水にそれ以上の食塩を溶かすことができなくなったためです。

このように、溶ける限度量まで物を溶かした水溶液を「飽和水溶液」といいます。

ポイント:「飽和」=もう入らない。溶け残りがある状態の水溶液が飽和水溶液です。「これ以上溶けない」という上限に達しているイメージで覚えましょう。

限度量を決める3つの条件

条件 内容
① 溶かす物 物によって、溶けやすい・溶けにくいという性質がある
② 水の量 水の量が多ければたくさん溶ける
③ 水温 通常、水温が高い方がたくさん溶ける

注意:「3つの条件」を全部言えるようにしましょう。「物・水の量・水温」——この3つは、この回のすべての土台です。


6 水の量と限度量(比例する)

50gの水に食塩を溶かしていくと、18gより多く入れたときに溶け残りが出ました。次に水を100gにすると、36gより多く入れると溶け残りが出ます。

くわしく調べてみると、水の量を2倍、3倍にしたとき、溶ける食塩の限度量も2倍、3倍になることがわかります。

食塩の表

水の量 50g 100g 150g 200g
溶ける限度量 18g 36g 54g 72g

この関係は、食塩だけでなく、水に溶けるものすべてにあてはまります。

ホウ酸の表(同じ比例の関係)

水の量 20g 40g 60g 80g 100g
溶ける限度量 7.5g 15g 22.5g 30g 37.5g

水の量が2倍、3倍になると、溶ける量も2倍、3倍になります。

「比例する」とは

この関係を「比例する」とよび、グラフは直線になります。

縦軸に「溶ける限度量」、横軸に「水の量」をとると、原点を通る直線になります。

ポイント:「水の量と溶ける量は比例する=グラフは直線」。水の量が2倍なら溶ける量も2倍——この1本のルールで計算問題が解けます。

注意:比例するのは「水の量」に対してだけです。水温に対しては比例しません。次の章で確かめましょう。


7 水温と限度量(比例しない)

ホウ酸の場合

20℃・40℃・60℃の水を100gずつとり、重さをはかったホウ酸を入れ、よくかき混ぜます。 溶け残りが出るのは、20℃のときは5gより多く入れたとき、40℃のときは9g、60℃のときは15gより多く入れたときです。

水温 20℃ 40℃ 60℃ 80℃ 100℃
ホウ酸の限度量 5g 9g 15g 24g 38g

ホウ酸は、水の温度が高いほどよく溶けることがわかります。

食塩の場合

食塩は、100gの水に対して20℃で36g、40℃で36.5g、60℃で37gより多く入れたときに溶け残ります。

水温 20℃ 40℃ 60℃
食塩の限度量 36g 36.5g 37g

食塩も、水の温度が高いほどよく溶けますが、その変化はごくわずかです。

2つを比べると

物質 温度を上げたときの変化
食塩 ほとんど変わらない(20℃36g → 60℃37g)
ホウ酸 大きく変わる(20℃5g → 60℃15g)

溶ける限度量は、どちらも水の温度が高くなるほど多くなりますが、食塩ではその変化がわずかなのに対して、ホウ酸では大きく変化します。

グラフは直線にならない

水温と限度量のグラフは、直線になりません(なだらかな曲線になります)。つまり「比例する」とはよびません。

注意:「水温が2倍、3倍になっても、溶ける量は2倍、3倍にはならない」。20℃で5gのホウ酸は、40℃(2倍)でも10gではなく9g——ここが比例との決定的なちがいです。

ポイント:「水の量には比例する(直線)/水温には比例しない(曲線)」。この1行を、テスト前日に声に出して確認しましょう。


8 溶かす物によるちがい

同じ量の水に溶ける限度量は、溶かす物の種類によってちがいます。

水100gに溶ける量(20℃)

物質 溶ける限度量
砂糖 204g
食塩 36g
ホウ酸 5g

砂糖 > 食塩 > ホウ酸 の順です。

100gの水に食塩を溶かしていくと36gより多く入れたときに溶け残りが出ます。ホウ酸は5gより多く入れたとき、砂糖は204gより多く入れたときにはじめて溶け残りが出ました。

ポイント:「砂糖>食塩>ホウ酸」の順を覚えましょう。砂糖は食塩の5倍以上も溶ける——数字の桁がちがうのがおもしろいところです。

注意:「同じ量の水でも、溶ける量は物によってちがう」。限度量を決める①の条件が、この章の答えです。


9 表とグラフの読み方

読むときの3つのポイント

ポイント 内容
① 縦軸・横軸を意識 縦軸が「溶ける限度量」、横軸が「水の量」か「水温」かを最初に確認
② 直線か曲線か 直線=比例(水の量)/曲線=比例しない(水温)
③ 表からグラフ、グラフから表 どちらでも読み書きできるようにしておく

表から読み取る練習

水の量が150gのとき、ホウ酸は何g溶けるか(水20gで7.5gの表を使う)

20gで7.5g → 150gは20gの7.5倍 → 7.5g × 7.5 = 56.25g

比例で計算できるのがポイントです。

ポイント:「表の1マスから、比例で全体を求める」。20gで7.5gなら、1gあたり0.375g——まず1gあたりを出すと計算がぶれません。

注意:水温の表は比例で計算できません。表にない温度は、グラフから読み取るか、「およそ」で答える問題になります。


10 計算問題の考え方(3つの量)

計算問題は、次の2つを押さえればOKです。

  1. 表とグラフを読み取れる
  2. 3つの量をおさえる

3つの量

量 内容
① 水の量 何gの水か
② 溶質の量 何g溶かすか(溶け残りはないか)
③ 水の温度 何℃か

問題は、この3つのうち2つの情報が与えられ、残りの1つは何か?という形で出されます。

与えられる情報 問われるもの
水の量+溶質の量 水温(溶けきるか)
水の量+水温 溶質の量(何g溶けるか)
溶質の量+水温 水の量(何g必要か)

ポイント:「3つのうち2つ与えられて1つを答える」——問題を見たら、まず3つの量を書き出す。これだけで迷いが消えます。


11 計算問題の実例(3パターン)

パターン① 水の量+水温 → 溶質の量

「20℃の水50gに、ホウ酸は何gまで溶けるか」

20℃の水100gには5g溶ける → 水50gは半分 → 5g ÷ 2 = 2.5g

答え:2.5g

パターン② 水の量+溶質の量 → 溶け残り

「20℃の水50gにホウ酸を5g入れると、何g溶け残るか」

20℃の水50gに溶けるのは2.5g → 5g − 2.5g = 2.5g

答え:2.5g溶け残る(飽和水溶液になっている)

パターン③ 溶質の量+水温 → 水の量

「20℃で食塩36gをすべて溶かすには、水が何g必要か」

20℃の水100gに36g溶ける → 36gちょうどなので水100g

答え:100g

パターン④ 温度を変える

「60℃の水100gにホウ酸15gを溶かした。20℃まで冷やすと、何g溶け残るか」

60℃では15g溶ける → 20℃では5gしか溶けない → 15g − 5g = 10g

答え:10g溶け残る

ポイント:「温度を下げると溶け残りが出る」——冷やすと出てくるという現象は、ホウ酸でとくに大きくなります。食塩ではほとんど出ません。

注意:「比例で解くのは水の量の変化だけ」。温度が変わるときは、表から限度量を読み取る——比例の計算を持ち込まないようにしましょう。


12 実験・観察で確かめる

この単元で出てくる観察を、表にまとめます。

観察 わかること
食塩・硫酸銅・デンプン・ねん土を水に入れる 食塩と硫酸銅は溶けて透明/デンプンとねん土はつぶが残り溶けない
砂糖水を2〜3日おいて、底と液面近くのあまさを比べる どこも同じ濃さ
硫酸銅水溶液を10日おく 底と液面近くの青色の濃さが変わらない
砂糖を溶かす前後で台ばかりで重さをはかる 重さは変わらない
食塩をどんどん溶かして溶け残りを出す 飽和水溶液になる
コーヒーシュガー・硫酸銅をかき混ぜずに置く 少しずつ溶けて、全体が同じ濃さになる
水の量を2倍・3倍にする 溶ける量も2倍・3倍(比例)
水温を20℃→40℃→60℃と上げる ホウ酸は大きく増え、食塩はほとんど変わらない

ポイント:「見た目(透明)・重さ(変わらない)・限度量(3条件)」の3つが、この回の実験の柱です。どの観察が何を確かめているのかをセットで覚えましょう。


13 コラム:身のまわりの溶け方

紅茶の中のモヤモヤ(シュリーレン現象)

紅茶に砂糖を入れるとき、砂糖をすくったスプーンを水面のすぐ下においておくと、砂糖のまわりにモヤモヤしたものが出てきて、下に落ちていきます。

このモヤモヤは、砂糖の溶けた紅茶が下に落ちていくために起こります。 砂糖が溶けた部分は濃さによって光の屈折のしかたがちがうために、モヤモヤと見えるのです。

水や空気のような透明な物質の中で、部分的な濃さのちがいによってモヤモヤと見えることを「シュリーレン現象」といいます。

  • 熱くなった車のボンネットの上に見られるゆらぎ
  • アルコールランプやガスバーナーの炎のまわりで空気がゆらぐ

これらも同じ現象です。この現象は、野菜や果物のあまさをはかる糖度計などにも応用されています。

ポイント:「モヤモヤ=濃さのちがい=光の屈折」。「水溶液はどこも濃さが同じ」というルールは、いったん濃さのちがいができると、それが見えてしまう——2つの話がつながるのがおもしろいところです。

海水に溶けている物

海水に溶けている物の多くは「塩化ナトリウム」という物質です。塩化ナトリウムは食塩として、料理などに使われています。

地球にできた初期の海は塩酸という強い酸性の海でした。この塩酸と岩石にふくまれるナトリウムが反応してできた食塩が海に溶けこみ、現在のようなしょっぱい味がする海水になりました。

ポイント:「海水のしょっぱさ=塩化ナトリウム」。食塩=塩化ナトリウムという言いかえは、中学入試でもよく出ます。


14 本体の要点チェック

予習シリーズ本体の要点を、確認問題の形で並べます。答えを右手でかくして挑戦してみてください。

問1 物を水に入れ、入れた物のつぶが見えなくなって液が( )になると、入れた物が溶けたといえます。
→ 答え:透明です。

問2 物が水に溶けたとき、その液体のことを何といいますか。
→ 答え:水溶液です(食塩が溶けたものは食塩水、硫酸銅が溶けたものは硫酸銅水溶液)。

問3 水溶液の濃さはどうなっていますか。
→ 答え:どこでも同じ濃さです。時間がたっても変わりません。

問4 100gの水に25gの砂糖を溶かすと、すべて溶けて砂糖は見えなくなりました。この砂糖水の重さはどうなっていますか。
→ 答え:125gちょうどです。溶かしても重さは変わらないからです(体積は125mLにはなりません)。

問5 水に溶ける限度量まで物を溶かした液体を何といいますか。
→ 答え:飽和水溶液です。

問6 20℃で100gの水が入ったビーカーを2つ用意し、ホウ酸・食塩を限度量まで溶かしました。溶けた量が多いのはどちらですか。
→ 答え:食塩です(20℃で食塩36g、ホウ酸5g)。

問7 水の温度は変えずに水の量を2倍、3倍にしたとき、溶ける物の限度量はどうなりますか。
→ 答え:溶ける限度量も2倍、3倍になります(比例する。グラフは直線)。

問8 水の量は変えずに水の温度を上げていくとき、食塩やホウ酸が溶ける限度量はどうなりますか。
→ 答え:食塩は「水温が上がると限度量も増えるが、大きくは変わらない」/ホウ酸は「水温が高くなればなるほど限度量も大きく増える」です(どちらも比例はしない)。


15 親子で最終チェック!10問クイズ

Q1. 水溶液とはどのようなものですか。また、水溶液の2つの特徴を答えなさい。

答えを見る

物が水に溶けた液体を水溶液といいます。2つの特徴は①透明であること(無色の透明も、色のついた透明もある)、②どこも濃さが同じであること(時間がたっても変わらない)です。水溶液はすべて透明です。

Q2. 食塩・硫酸銅・デンプン・ねん土を水に入れてかき混ぜたとき、水溶液になるものと、ならないものを分けなさい。また、その理由も答えなさい。

答えを見る

水溶液になるのは食塩(無色透明)と硫酸銅(青色透明)、ならないのはデンプンとねん土です。デンプンとねん土は液は透明になるが、つぶが底にしずむため、溶けたとはいえません。「透明になった=溶けた」ではないのがポイントです。

Q3. 物が水に溶けるとき、水の中で何が起こっていますか。「つぶ」「ばらばら」という言葉を使って説明しなさい。

答えを見る

かたまりになっていた物がつぶにばらばらに分かれ、水の中に入りこんでいくため、形が見えなくなります。溶けたつぶは水の中を絶えず動いていて、時間が経っても底にしずんで出てくることはありません。かき混ぜなくても、時間がたてば溶けて全体が同じ濃さになります。

Q4. 水100gに砂糖25gを溶かしました。この砂糖水の重さは何gですか。また、体積について正しく説明しなさい。

答えを見る

重さは125gちょうどです。溶かしても重さはなくなったり減ったりしないからです。一方、体積は水と砂糖の合計の体積と同じとは限りません。体積は温度などいろいろな条件で変わるため、重さのほうが「物があること」を説明するのに適した指標です。

Q5. 飽和水溶液とはどのような水溶液ですか。また、限度量を決める3つの条件をあげなさい。

答えを見る

溶ける限度量まで物を溶かした水溶液を飽和水溶液といい、溶け残りがある状態になります。限度量を決める3つの条件は①溶かす物(種類) ②水の量 ③水温です。「物・水の量・水温」と3つセットで覚えましょう。

Q6. 水の量と溶ける限度量の関係について、グラフの形とよび名を答えなさい。また、水100gで食塩36gが溶けるとき、水250gでは何g溶けますか。

答えを見る

水の量が2倍、3倍になると溶ける量も2倍、3倍になり、これを「比例する」といいます。グラフは直線になります。水250gでは36g × 2.5 = 90g溶けます。水に溶けるものすべてにあてはまる関係です。

Q7. 水温と溶ける限度量の関係について、正しく説明しなさい。また、20℃と60℃でホウ酸・食塩がそれぞれ何g溶けるか答えなさい。

答えを見る

水温が高くなるほど限度量は増えますが、比例はしません(グラフは直線にならず曲線)。20℃と60℃では、ホウ酸は5g→15gと大きく増え、食塩は36g→37gとほとんど変わりません。同じ「温度で増える」でも、増え方が物によって大きくちがうのがポイントです。

Q8. 水100gに溶ける量を、多い順に砂糖・食塩・ホウ酸を並べなさい。また、それぞれ何gですか。

答えを見る

砂糖(204g)>食塩(36g)>ホウ酸(5g)の順です(20℃の水100gあたり)。同じ量の水でも、溶ける限度量は溶かす物の種類によってちがう——これが限度量を決める①の条件です。

Q9. 「溶解」と「融解」のちがいを説明しなさい。

答えを見る

溶解は、液体に何かが溶けること(水に食塩が溶ける)です。融解は、固体が液体に変わること(氷が水に変わる)です。同じ「とける」ということばを使いますが、意味がちがうので、漢字を確認しましょう。

Q10. 60℃の水100gにホウ酸を15g溶かしました。この水溶液を20℃まで冷やすと、ホウ酸は何g溶け残りますか。理由もあわせて答えなさい。

答えを見る

10g溶け残ります(15g − 5g = 10g)。60℃では15g溶けるが、20℃では5gしか溶けないためです。温度を下げると溶け残りが出る——とくにホウ酸ではこの変化が大きいのが特徴です(食塩ではほとんど出ません)。


16 まとめ:取り組み方のコツ

1. 「透明・同じ濃さ・重さ」の3点セットで水溶液を判定する 透明かどうか、濃さが同じか、重さは変わらないか——この3つで、水溶液に関する問題の大半は判断できます。つぶが残っていたら、もう水溶液ではありません。

2. 限度量は「物・水の量・水温」の3条件で整理する 問題を見たら、この3つのうち、どれが与えられていて、どれが問われているかを書き出しましょう。計算問題はこれだけで半分解けます。

3. 「比例するのは水の量だけ」と唱える 水の量→比例(直線)/水温→比例しない(曲線)。20℃で5gのホウ酸が40℃で10gにならない——この具体例を1つ持っておくと、迷いません。

4. 計算は「1gあたり」から始める 20gで7.5g → 1gあたり0.375g。まず1gあたりを出してから、必要な量をかける。この順番なら、小数の計算でもぶれません。

最後に:物の溶け方は、「見えないけれど、そこにある」ことを学ぶ単元です。溶けて見えなくなっても重さは残る、限界まで溶かすとそれ以上は入らない、水を増やせば比例して溶ける——当たり前のようで、確かめるとおもしろい発見が並びます。テスト前は、この記事の表とグラフの章、クイズ10問を親子で回してみてください。本日の伴走、おつかれさまでした!

 

暗記カードでの復習法

理科の生物の単元は 分類軸が多く、覚えることがとても多い です。
そして我が子は予習シリーズを一応読むけど、なかなかすぐに頭に入らない。。すぐに忘れてしまう。。

そこで独自に作ったのが暗記カード!
市販やメルカリなどでもありましたが単元に沿ってないし、1問だけよりは関連させて覚えさせるほうが効率的だと気づき、自分で制作して使わせてみました!

これが大正解で、バッチリ点数がよくなりました!
副次的な効果として、子供が自分で取り組むようになり自走ができるように!!

お子さんにハマったら本当に最強です!

そして、さらにいろいろ改良して商品化しました!
たくさんのお子さんに愛用されています!!
→商品のページを見る



どんなカードなのか?

今回の4年生 上期 理科 第6回「物の溶け方(1)」のサンプルです。

→商品のページを見る


 

暗記カード活用のメリット

      • スキマ時間に確認できる
      • 分類軸ごとに分けて復習ができる
      • 間違えたカードを重点的に復習できる
      • 親子で クイズ形式にして楽しめる

→商品のページを見る


 

暗記カードは組分けテストにかなり効く

      • 予習シリーズ準拠の構成
      • イラスト・図入りで覚えやすい
      • 1枚に複数問 → 関連づけて覚える設計
      • 復習が苦手な子にも取り組みやすいと好評

→商品のページを見る


 

ご利用者の声

      • 「理科が苦手だったけどカードなら楽しくできた」
      • 「移動中やスキマ時間にやれるのが良い」
      • 「親子でクイズ感覚でやっていたら自然に覚えていた」


ぜひカード学習を活用してみてください!

→商品のページを見る

 

予習シリーズをクイックに理解するにはPDFファイル!

もう一つ商品のラインナップを増やしました!
こちらは、文章を読むよりも直感的、感覚的にまずは理解できるようにと
図解してわかりやすい解説ファイルを用意しました!



こちらは1つ200円で販売中!
ダウンロードして、印刷しておつかいただくイメージでセルフですのでカードよりお安く提供😀

トイレに貼るなどして使ってくれている方もいらっしゃるみたいです!


→商品のページを見る

 

 

さらに読みたい関連記事

ブログに戻る
RuffRuff App RuffRuff Apps by Tsun