旅行に持って行こう 地図帳!
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受験生といえども夏休みに少しは旅行に行きたいですよね!!!
そして、せっかく旅行に行くのであれば、中学受験に少しでも資するようなことをしておきたい!!!
そこで今回ご紹介するのは、意外にも結構勉強に使える教材を使ったものです!
それは「地図帳」です
えっ??
って思う方が多いんじゃないかと思います。
私もそうでした。。
そんな方!
この記事をサクッと流し読みしてみてください!
もしかしたらちょっと考え方が変わるかもしれません!
地図帳ってどうなの?
入塾の時、テキストをまとめて購入しますが、
そのリストにひっそり(?)含まれている地図帳
私は、まぁ一応買うけど、きっとそんなに使わないんだろうなぁと思っていました。
だって私が小学生、中学生の時にもまともに地図帳を使った記憶がなかったから。。
しかし、我が家では、6年生後半にこの地図帳の評価が爆上がりしたんです。
正直、もっと早くから使っておけばよかったなと後悔しました。
どういうことなのか?
なぜ地図帳なのか?
この後ご紹介します。
地図帳が有効な理由
4年生や5年生の地理では、教科書や演習問題、白地図とよばれる教材を使って穴埋めなどで都市名や川や山脈、平野や盆地などの場所と名前、特徴を覚えていくような勉強法だと思います。
週テストやカリキュラムテストでは上記を繰り返すことでしっかり点数取れますし、組分けテストは少し難しい問題が出ますが、ある程度は取れてくると思います。
入試では上記の勉強法だけでは厳しい
しかし、実際の入試問題では、都市名や山・川などの名前を問うような単純な問題はほとんど出題されないか、出題されても落としてはならない問題で、それだけでは合格することは難しいです。
聞いたこともないような地名や様々なヒントから総合的に推測させてどこの地域のことなのかを答えさせるなど、地理でひとつひとつ学んだことを総動員して、俯瞰的に考えないと答えが導けないような問題が出題されます。
地図帳は面的に知識を増やせる!
この難易度の高い入試問題の対策として、地図帳を使った勉強法が有効なんです!!
我が子は、6年生の難関校対策(早稲田アカデミーのNN)で、塾の先生に地図帳の活用をこっぴどく言われたようで、それまでほとんど開かなかった地図帳を活用し始めました。
これを実際にやってみてわかった良いことは、
調べた山脈だけでなく、その周辺に何があるのかも関連づけて覚えていくこと。
つまり、新しい山脈をひとつ覚えるだけでなく、
・その周辺の地名や場所などの復習にもなる
・すでに知っている地名などと関連づけて覚えられる
地図帳を活用することで、知識をひとつひとつ増やすのではなく、2乗に比例するように増えていく、点ではなく面的に増えていくことができます。
例えば、
6年後半で初めて聞くような山脈名や地域名を地図帳で実際にしらべる。
例えば、「脊振山地」という山地名が出てきて、親の私でも一体どこの地域かも想像がつかない。。そしてこのような山地名を暗記するのはかなりきついです。。
でも、
手で地図帳を使って作業する。
九州の福岡県と佐賀県の間にあると知る。
有明海の上だと知る。
この一連の作業の経験と、県名や近くにある海と関連づけて覚えると、単に文字だけで覚えるのとは大きく違ってきます。
我が家が気づいたのは6年生の後半でしたが、そ子からの活用でもかなり効果があると実感できました。
そして、これを4年生からやっている子は間違いなく地理が相当得意分野になるんだろうなと想像できます!!
地図帳を旅行に持って行こう!
まずは、地図帳を開く癖をつけるのが得策です。
そのきっかけのひとつが旅行かなと思います!
旅行に行く場所を決めたら、地図帳でみてみよう!
- 地図帳では場所はどこかみてみる
- 近くに何があるか、授業で勉強した地名など何があるか
- 地図の後半にある県の面積や人口データ、特産品などもみてみる
旅行に行くまでのルートを地図帳で追ってみよう!
- 家から目的地まではどう行く?どの高速道路?鉄道?飛行機?
- ルート上にある県は?
- ルートの途中に渡る川は何がある?超える山脈は何がある?
- 違う行き方はあるか?
これを調べるだけでも結構な復習になります!
旅行後も継続活用しよう!
旅行で活用できたら、地図帳を開く癖を日常でも継続できるといいですね!!
例えば、1日1問、地名の問題を出して、地図帳でどこかを発見するような遊びの問題を出してもいいかもです。
地図帳で見つけたら、必ず周辺にある山、川、平野などをチェックするのがいいと思います
あるいは、ニュースやテレビ番組で出てきた場所を同様に地図帳でチェックするのもいいでしょう!
時事問題にも強くなります
地図帳を開く癖が付いたら、塾の勉強やテストなどで出てきた地名を自然と調べられるようになると一番いいですね!
社会だけでなく、例えば国語の長文読解で出てきた地名や山や川などを地図帳で見てみるなどすると、教科も超えて関連づけられ、とてもいい学習になると思います!
ぜひお試しください!
最後まで読んでいたきましてありがとうございます!
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今後ものぞいてみていただけますと幸いです!