中学受験と関連する おすすめ「自由研究テーマ」社会編
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夏休みの宿題といえば、自由研究!!
受験期はなるべく短時間で終わらせて、受験勉強に時間をさきたいところ。
でも、小学生の夏休み、この時期に自由研究をちゃんと体験しておくのも良い経験になると思います!
そう考えると、せっかくなら中学受験とリンクさせて研究テーマを決めるのがおすすめです!
前回は理科編でしたが、今回は社会編になります!
➡️理科編はこちらから
こちらの記事では、中学受験の勉強にもなる社会のおすすめ自由研究テーマを5つ紹介します!
ご参考になりましたら幸いです!!
アイデア1 日本の鉄道交通網
中学受験では鉄道交通網は頻出のテーマです!
新幹線の通るルート、駅名から路線や地域を特定させる問題や、鉄道網ができた歴史など問題も多岐にわたります。
教科書以上に細かいことを調べるには自由研究がピッタリで、まとめやすさから考えてもテーマとしてはオススメです。
まとめ方としては、
交通網を地図としてまとめていく方針が典型的にありますが、
交通網を時間軸で年表としてまとめたり、どのような順番で延伸して行ったのかをまとめるのも良いです。
加えて、夏休みに実際に鉄道に乗車してみた写真や、訪れた駅などを具体的に書いてくのも面白いと思います!
アイデア2 農業地域と農作物
地理の基本の一つ農業生産物。何がどこでとれるのかは、基本として押さえておきたいところ。
4年生の教科書でも扱われる一方で、中学受験本番でもよく取り上げられる問題なので自由研究として取り組んで記憶に定着するとGood!!!
研究の仕方、まとめ方としては、
主要な農産物をあげて、都道府県別の生産量ランキングを調べる。
日本地図上で示したり、グラフなどで生産量を描くとわかりやすいですね。
さらに、単純に調べてまとめるのに加えて、「なぜその地域での生産が盛んなのか」や、「農産物がどのように売られているか(輸送やブランド化、時期をずらして栽培して高い値段で売る など)」についても深掘りして調べてみるのも良いと思います。
例:
- 高知や宮城では天気が良いので促成栽培でナスやピーマンを時期をずらして高く売っている
- 長野ではレタスなど高原野菜がさかん。これは涼しい気候を利用して時期をずらして高く売っている。暑いとレタスなどは生産がなかなかできない
- 茨城は東京都心など大消費地に近いので近郊農業が盛ん
- いちごは福岡の「あまおう」、栃木の「とちおとめ」など名前をつけてブランド化して売っている。(「とちおとめ」は近年、新しい銘柄の「とちあいか」の方が販売が盛んになっている)
背景にある理由をじっくり調べると、記憶への定着も変わってくると思います。
アイデア3 地図で見る歴史
歴史は基本的に時代ごとに出来事や人物、制度や外交、文化といったテーマで学んでいきます。
地理と関連させて、歴史を横断的に地理でまとめてみるのも面白いかもしれません。
例えば、3〜5程度の時代を選んで、日本地図で何が起きたのかをまとめていく。
平安時代と鎌倉時代の日本の政治の中心の違いや
室町時代と江戸時代の違い、
さらには、鎌倉時代と江戸時代の同じ関東でも微妙な違い
などを調べてみるのも面白いです。
時代ではなく、好きな歴史人物を5〜6人ピックアップして、出身やどこで何を成し遂げたのかをまとめるのも面白いと思います。
夏休みに実際に訪れたり、本や博物館などで調べた情報を追加するとなお深みや実体験にもなっていいと思います。
中学受験で取り上げる歴史はまだまだ概要のレベルなので、深く知ろうと思うととてもいろんな広がりが考えられると思います。
興味を持ったらいろいろ調べてみるのが良いですね。
アイデア4 選挙の仕組み
選挙を学ぶのは6年生の公民です。
公民は面白みが少なく、制度の話が多くてストーリー性が少なく興味を持てない子も多いと思います。(私も我が子もそうでした。。)
ただ、今年2024年は都知事選挙もあったので、それを題材にするとちょっと面白いかもしれません。いろいろ話題もありましたし。。
何より時事問題として実際の入試に出題される可能性は高いと思います。
自由研究のまとめ方としては、
選挙の種類やその仕組みなどをまとめ、
過去の実際に行われた選挙を調べてみて、投票率や当選者、当選者の得票率を表やグラフでまとめるのもわかりやすいと思います。
または、今回の都知事選などで候補者を何人かあげて、どのような主張をされていたのか、得票数の違いを分析するのも勉強になると思います
ちょっと面白くするのであれば、「仮想選挙」をやっても良いかもしれません。
こういう候補者がいたらぜひ選びたい。とか投票権を得たら誰に入れるか、自分が立候補する場合はどのような主張をするのかなどをまとめてみるのも面白いと思います。
アイデア5 日本の世界遺産
世界遺産は本番の中学入試問題に本当に多く出題されています。
これは、地理、歴史、そして公民も含めて混合問題を作りやすいからと言われています。
加えて近年は日本への外国人旅行者が増えたことで観光なども時事問題や産業の一つとしてテーマアップされていることも理由としてあるようです。
ちょうど今年は佐渡の金山が世界遺産に登録されることが決まりました!
夏休みに一つ実際に行ってみるのもいい機会。
諸々考えると世界遺産を自由研究のテーマにするのはオススメです!
具体的に自由研究としては、
まずは地図でどこに何の世界遺産があるのかをまとめる。
また、なぜ世界遺産に選ばれたのかの理由も合わせて調べられるといいと思います。
実際に世界遺産に訪れたところは写真や、実際にみたり感じた内容を追加していくのが良いです。
実際に行けなくても、Google Mapやネットの情報などで仮想旅行としてまとめていくのも良いかもしれません。
また、別の方法として、将来的に日本の世界遺産にすべき文化遺産、自然遺産は何かという主張を展開していくのも面白いと思います!
ラムサール条約の対象地域になっている場所や国の国定公園になっている場所や登録を目指している場所などを調べてみてその中から選ぶのも良いかなと思います!
以上、中学受験のためにもなる社会の自由研究のアイディアでした!
最後まで読んでいたきましてありがとうございます!
ご参考になりましたら嬉しいです!
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今後ものぞいてみていただけますと幸いです!