
【2025年版 小5】予習シリーズ 上期 社会 第18回「都市・地形図」ポイントまとめ
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小5社会予習シリーズ第18回は「都市・地形図」
この単元では、都市の人口や特徴と地形図を正確に読み解くことが求められます。
都市ごとの特色や地図記号の理解は、中学受験でよく問われるポイントです。
保護者の方が伴走しやすいように、ポイントを詳しく整理し、具体例を交えました。ご参考になりましたら幸いです!
単元の概要
- 都市
「百万都市」や「政令指定都市」があり、それぞれの定義を理解すること。 百万都市は人口100万人以上の大都市、政令指定都市は人口50万人以上で特別な行政区分が与えられた都市。東京23区は百万都市だが政令指定都市ではない。
地図上での場所、人口のランキング、漢字で書けること。
都市の特徴から、どの都市のことであるか判別できるようにしておく 。 - 地形図の読み方
方位、縮尺、等高線、地図記号を使いこなせるように。
縮尺と等高線の間隔、まぎらわしい地図記号はしっかり復習 国土地理院の電子国土Webでいろんな地形図を見て自分で問題を作ってみると良いかも。
百万都市と政令指定都市
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人口100万人を超える都市を「百万都市」と呼びます
- 代表例として、東京23区、横浜市、大阪市、名古屋市、札幌市、福岡市など。これらの都市は経済や文化の中心であり、交通のハブとしての役割も大きいです。
- 仙台市が100万都市の中では一番人口が少ない
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政令指定都市とは、人口50万人以上で特別な行政区分が与えられた都市です。
- 現在20の政令指定都市があります。
- 東京23区は政令指定都市ではありません
- 最も新しいのは熊本市
- 都市ごとの場所、人口規模、特徴をセットで覚えることが重要です。
例えば、名古屋は自動車工業が盛んで、トヨタの本拠地がある地域としても知られています。
都市の人口ランキング
- 都市別人口ランキング 1位:東京23区 2位:横浜 3位:大阪 4位:名古屋 5位:札幌 6位:福岡 7位:川崎 8位:神戸 9位:京都 10位:さいたま
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都道府県別人口ランキングとも合わせて覚えると理解が深まります。 東京都、神奈川県、大阪府、愛知県などが上位を占めています。
- 県のランキングと都市のランキンがリンクしています!
- 横浜市は大阪市よりも人口が多い点は、よく問われます。
- 5位札幌(北海道)6位福岡(九州)も覚えておきましょう!
都市の特徴をおさえる
- 札幌:雪まつりやラーメン、時計台など観光都市として有名
- 仙台:東北最大の都市、東北唯一の100万都市、七夕まつりが有名
- さいたま:埼玉県の県庁所在地
- 横浜:東京23区に次ぐ人口第2位
- 川崎:京浜工業地帯の中心、工場夜景でも有名
- 相模原:神奈川県3つ目の政令指定都市
- 新潟:日本海側唯一の政令指定都市
- 浜松:県庁所在地の静岡より人口多い、楽器・オートバイ
- 名古屋:自動車工業の中心、名古屋めしも有名
- 大阪:商人の町、食文化が豊か(たこ焼き、お好み焼き)
- 京都:歴史的建造物が多く観光都市
- 神戸:港町、異国情緒がある街並み
- 広島:平和記念公園、世界遺産の厳島神社
- 福岡:九州の玄関口、屋台文化
- 北九州:八幡製鉄所があり工業都市として発展
- 熊本:一番新しい政令指定都市、近年半導体工場の誘致で活気
地形図の基本
まずは地形図を読む上での三つの基本を押さえておくこと
- 方位
東西南北とその間の八方位で表します。
方位記号がなければ上が北になります。 - 縮尺
実際の距離と地図上の距離の比率です。
1/5万分の1、1/2.5万分の1などがあります。 - 等高線
高さが同じ地点を結んだ線で、山や谷の形状を把握できます。
1/5万分の1では20m間隔
1/2.5万分の1では10m間隔
地図記号 病院、警察署、工場、発電所、裁判所など多くの記号があります。 まぎらわしい記号はまとめて覚えておきましょう!
地形図を見てみよう
- 電子国土Web(国土地理院)を活用することで、様々な地形図をオンラインで確認できます。
- 地図記号、道路の種類、山林や農地の分布、工業地域の場所、標高や尾根・谷の位置など、問題を自分で作りながら覚えるのがおすすめです。
- 石巻市などの実際の地形図を例に、等高線や施設の位置を確認する練習をしましょう。
覚え方のコツ
- 都市は「場所」「人口」「特徴」をセットで覚える 地図に書き込みながら位置と特色をリンクさせると効果的です。
- 人口ランキングは都道府県別の順位と関連づけて整理する 都市単体だけでなく都道府県全体のデータも意識しましょう。
- 地形図は書いて覚える、カードで反復する 方位、縮尺、記号、等高線を繰り返し確認すると定着します。
- 保護者の方がクイズ形式で出題し、一緒に確認すると楽しく進められます。
暗記カード紹介(おすすめ活用法)
- 表と裏で地名・記号・特徴を確認できるのでアウトプットの練習に最適
- 移動中や隙間時間に手軽に活用可能
- 難しい記号や人口ランキングの確認にも役立ちます 特に地形図記号はカードでの繰り返しが効果的です。
まとめ
都市と地形図の単元は暗記に加えて理解力も問われるため、ただ覚えるだけではなく「なぜそうなるのか」を一緒に考えることが大切です。地図を広げて一緒に位置を確認したり、カードでクイズをしたりすることで、お子さまの理解がぐっと深まります。親子で楽しく取り組みながら、学習の習慣を築いていきましょう!
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