中学受験と関連する おすすめ「自由研究テーマ」国語・算数編
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夏休みの宿題といえば、自由研究!!
受験期はなるべく短時間で終わらせて、受験勉強に時間をさきたいところ。
でも、小学生の夏休み、この時期に自由研究をちゃんと体験しておくのも良い経験になると思います!
そう考えると、せっかくなら中学受験とリンクさせて研究テーマを決めるのがおすすめです!
ということで、「中学受験と関連するおすすめの自由研究テーマ」 のシリーズ第3回目は国語と算数のおすすめテーマを紹介します!
こちらの記事では、中学受験の勉強にもなる社会のおすすめ自由研究テーマを5つ紹介します!
ご参考になりましたら幸いです!!
アイデア1 国語 漢字の成り立ち
漢字は一生懸命書いて覚えますが、英語の単語とは異なり、文字の形そのものに意味があったり、作られた背景があります。
その内容をテーマにしてみるのは一つアリだと思います!
部首の意味を整理して、具体的な漢字を挙げてみる。あてはまるものやあてはまらない漢字を見つけるのも面白いです。
また、漢字はモノの形をかたどってできた象形文字、点や線を使ってコトを示した指示文字、二つ以上の漢字を組みわせてできた会意文字、意味と音を表す部分を組み合わせてできた形声文字があります。
このルールに沿って具体的な漢字を分類してみましょう。
さらに、余裕があれば、部首や成り立ちのルールを使って、今までにない漢字を創作してみるのも面白いです!
こんな漢字があったら便利だとか、カタカナで表現されるものを漢字で表してみるなどは考えやすいかも。他にもYoutubeとかゲームなどサービスや企業、商品名などで考えてみても面白いかもしれません!
アイデア2 算数 確率~実際に試してみた!!
算数の自由研究もいろんなテーマが挙げられますが、個人的に面白いのは確率が本当に計算通りになっていくのかを調べること。
やっぱりそうなるんだ!という体験は夏休みの時間があるときにじっくりやってみるのがいいと思います。
いろんな方法がありますが、 例えばのアイディアでは二つ。
コイントスして、表と裏が本当に二分の一なのか。
10回くらいでは偏る場合もありますが、100回もするとかなり高い精度が出てくると思います。
同じコインを2枚にして、同時に投げて表表、表裏、裏裏の3パターン、
異なるコイン2枚にして、同時に投げて表表、表裏、裏表、裏裏の4パターンとコインの色付けを変えるなどの発展パターンをやると、問題を解く時のイメージが変わってくると思います!
じゃんけんもちょっと面白い。
ただ、じゃんけんは、人により癖もあるので、もしかしたら綺麗な結果が出ないケースも。。数を増やしていくと精度は良くなると思います。
3人でやった場合にしたり、パーで勝てる場合などじゃんけんだけで結構なパターンを出せます。
また、「じゃんけん 中学入試問題」などで検索すると実際の問題が出てきたりするのでそれを試してみるというのもありかも!!
アイデア3 国語 ことわざ・慣用句
アイデア1の感じではちょっと味気ないという場合にはことわざなどはどうでしょう?
ことわざ、慣用句は中学受験でも多くの学校が基礎問題として出されます。
このことわざも基本的には暗記して攻略していきますが、塾の授業では先生がその背景やことわざにまつわるエピソードなども話してくれて、そういったストーリーを拠り所にして覚える子も多いです。
であれば、夏休みの自由研究でいろいろ調べてみるのも良いのでは?
あまりたくさんすぎると収拾がつかなくなるので、動物や人の体など何か絞ってやるのも手かなと思います。
アイデア4 算数 立体の切り口
最初はみんな苦手、立体の問題。
ただやっていくうちに頭の中でうまく描けるようになると、それほど難解ではなくなるのが立体の特徴。立体の問題は差がつくところでもあるので攻略しておきたいですよね。
立体に得意になる早道は、最初は実物を見ること。
実物を見ると、頭の中に残り、頭の中で想像しやすくなります。
ただ、難しいのは平面図はいくらでも書けるけど立体は作るのが難しい。どうしても平面に書かれた立体で解くしかない。
それならば、自由研究の テーマにして、ちょっと頑張って実物を作ってこねくり回してみるのは大きな意味がある。
材料はいろいろ考えられますが、粘土で作って糸で切る。発泡スチロールやホームセンターで売っている断熱材に使われるスタイロフォームという青い発泡スチロールを電熱線で切るというのもそこまでコストはかからずオススメです。
SNSの投稿でみつけたのですが、100円均一でも売っているメラミンスポンジも簡単に切れるので使えるとのことでした!
アイデア5 国語 中学入試に出題された文学作品
最後に中学受験に出題された文学作品をまとめてみるというアイデアです。
なぜ、たくさんある作品の中からこれが選ばれたのか?という研究をしてみることで中学入試問題作成者の意図なども透けて見えるかもしれません。
中学受験の長文読解に出題された文学作品を調べ、意外と同じ作品がいろんな学校でも出題されていることがわかってくると思います。
実際に幾つかの作品を読んでみると良いですし、こういうテーマにしないとなかなか読まない本も多いですよね。
その文学作品の作者や、テーマ、主張内容などを挙げて共通点や意図などを探りましょう。また、ネットでもいろいろ意見が出ているのでそれらを参照したり、塾の先生にインタビューしてみても面白いかもしれません。
さらに、次に出すならこの作品!といった予測とその理由をまとめても面白いと思います。
これらをすることで、中学入試制作者の意図が見えてきたら素晴らしいです。時代背景や話題になっていること、あるいは学校の校風や大切にしてほしいと思っていることなど必ず絡んでいます。
以上、中学受験のためにもなる国語・算数の自由研究のアイディアでした!
最後まで読んでいたきましてありがとうございます!
ご参考になりましたら嬉しいです!
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