【2025年版】予習シリーズ 上期 理科 第17回「星座をつくる星」攻略ガイド 親子で押さえたいポイントまとめ

【2025年版】予習シリーズ 上期 理科 第17回「星座をつくる星」攻略ガイド 親子で押さえたいポイントまとめ

17回のテーマは「星座をつくる星」

夜空を見上げる楽しさを学べる、理科の中でも人気の単元です。

ただし、名前を覚えるだけではなく、恒星の特徴、季節との関わり、星座早見表の使い方など幅広い理解が求められます。

 

親子で一緒に夜空を観察しながら進めると、いいかも!

 

単元の概要

  • 恒星の特徴(明るさ、色、表面温度)
    明るさは1等星〜6等星。色と表面温度は関連。青が高く赤が低い

  • 季節ごとの代表的な星座と星
    春の大三角形のスピカ。しし座のレグルス。 夏の大三角形、彦星はアルタイル、織姫はベガ 秋の四辺形、ペガスス座とアンドロメダ座 冬は六角形、大三角形あり。オリオン座、おおいぬ座のシリウスを押さえ各星名を覚えよう

  • 星座早見表の使い方
    東西が地図と逆、時間は時計と逆 

 


 

恒星のポイント

恒星は太陽のように自ら光を出す星で、数百光年も離れた場所から光が届いています。

 

明るさ

恒星には明るさを表す等級(1等星〜6等星)があり、1等星が最も明るく、6等星が最も暗いです。この明るさの違いは、実際の星の大きさや距離、発光の強さにより決まります。1等星と6等星の明るさの差は約100倍。

 

色=表面温度

恒星の色は表面温度とリンクしています。
青白い星は温度が約1万度以上と非常に高温で、赤い星は約3000度程度と低温です。
例えば、ベテルギウスは赤色巨星、シリウスは白く輝く高温の星です。星の色に注目すると、より立体的に理解できます。

 

注意:「明るい星は温度も高い」と間違いがち!
温度は「色」によって決まるので明るさと関係していません!

 

 

季節の星座

 

春の夜空、ポイントは「春の大三角形」と「春の大曲線」が目印です。

 

春の大三角形を作る星は

  • おとめ座のスピカ
  • うしかい座のアルクトゥルス
  • しし座のデネボラ

 

また、春の大曲線を作る星は

  • おとめ座のスピカ
  • うしかい座のアルクトゥルス
  • 北斗七星の 柄の部分

 

それぞれ星の意味も見ていきましょう!

  • アルクトゥルス=「熊を見守る人」
    → 北斗七星のおおぐま座を見守るというのが由来!春の大曲線で北斗七星に近い場所にあるね
  • スピカ=「穂先」の意味
    → おとめ座は農業の女神で、女神の手の部分の星なので穂先の意味でついているよ
  • レグルス=「小さな王」
    → 獅子の心臓の位置にある星だよ

 

 

「夏の大三角形」は夏の夜空の定番!これは完璧に覚えよう。

  • こと座のベガ(織姫星)
  • わし座のアルタイル(彦星)
  • はくちょう座のデネブ

七夕の物語にも出てくる織姫と彦星の話はみんな知ってますよね!
「一年に一度白鳥座が橋を作り会える」
→これを覚えておけば、はくちょう座以外の二つが織姫星と彦星と覚えられますね!

 

秋は「秋の四辺形」が有名です。

  • ペガスス座
  • アンドロメダ座

秋の星座は少ないので覚えやすいかな?
ギリシャ神話にもありますね!!

 

「エチオピアの王女アンドロメダは海の怪物に生け贄にされそうになっていました。そこへ、ペガスス(天馬)に乗った英雄ペルセウスが現れ、怪物を倒してアンドロメダを救いました」

 

 

冬の夜空は一番華やかです。

  • オリオン座のベテルギウス(赤)、リゲル(青白)
  • おおいぬ座のシリウス(最も明るい星)
  • こいぬ座のプロキオン
  • ふたご座のボルックス
  • ぎょしゃ座のカペラ
  • おうし座のアルデバラン

「冬の大三角形」や「冬の六角形」が目印になり、多くの星座を確認できます。

 

冬の星座の物語も一つ。

狩人オリオンの左肩の赤いベテルギウスは勇気の証、足元の青白いリゲルは素早さの証。

オリオンの忠実な犬であるおおいぬ座のシリウスとこいぬ座のプロキオンが一緒に狩に同行しています。

 

 

 

星座早見表の使い方

星座早見表は、実際に星座を探すときにとても役立ちます。ただし、正しく使うにはコツが必要です。

  • 東西が逆であることを理解する(地図感覚で見ると混乱しがち)
  • 北極星を中心に配置されている
  • 日付は時計回り、時刻は反時計回りに合わせる
  • 惑星は載っていないので、惑わされないように注意

実際に一度使ってみると使い方がわかるので、ぜひ親子でチャレンジしてみてください。

 

 

学習のポイント

  • 恒星の特徴(明るさ、色、温度)を説明できるようにする
  • 季節ごとの代表的な星座と星をしっかり暗記
  • 星座早見表を繰り返し使って慣れる
  • 星座にまつわる神話や物語を調べて楽しむ
  • 実際に夜空を観察して「体験」として覚える

 

まとめ

「星座をつくる星」は、単なる暗記ではなく体験が大事な単元です。親子で一緒に夜空を見上げ、「あれが夏の大三角だね」と話す時間は学習効果を高めるだけでなく、思い出にもなります。楽しみながら覚えて、入試本番でも自信を持てるようにしていきましょう!

 

暗記カードの活用法

  • 通塾時や寝る前に使ってスキマ時間学習
  • 苦手なカードを重点的に繰り返し確認
  • ゲーム感覚でモチベーションを維持
  • 親子でクイズ形式にして楽しむ

当社の予習シリーズ準拠暗記カードは、季節ごとの星座や代表星、恒星の特徴までカバーしています。知識の定着にぴったりなので、ぜひ活用してみてください!

 

 

 

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