
【2025年版 小4】予習シリーズ 上期 社会 第19回「海とともにあるくらし」攻略ガイド 親子で押さえておきたいポイントまとめ
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小4社会予習シリーズのポイントをまとめるブログシリーズも上期は今回が最後です!
第19回の単元は「海とともにあるくらし」
この単元では、日本が海とどのように関わり、生活や産業を築いてきたかがポイント。
海岸線の種類、漁業や観光、津波対策など、子どもたちにとって身近でありながら重要なテーマです!
単元の概要
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日本の海岸
日本は四方を海に囲まれており、海岸線の全長は約3.5万km。 これは地球1周の長さ(約4万km)に匹敵する長さです。 -
砂浜海岸
九十九里浜、鳥取砂丘など。
漁業は行いにくい。
地引網や周辺での農業、海水浴客向けの観光業。 -
岩石海岸
三陸海岸や宇和海沿岸など。
漁業は養殖などしやすい一方で津波に注意。 -
日本の海と世界の海
日本周辺は4つの海に囲まれている。
世界には3つの大きな海がある。
日本の海岸
日本の海岸線の特徴
- 日本は四方を海に囲まれており、海岸線の全長は約3.5万km。
→これは地球1周の長さ(約4万km)に匹敵する長さです。 - 島の数は約14000と非常に多く、海と深い関わりを持つ国です。
海岸線の長さの都道府県ランキング!
- 北海道
- 長崎
- 鹿児島
- 沖縄
* 長崎の面積は実はすごく小さい!にも関わらず海岸がギザギザしているため海岸線は長くなっている!長崎が2位というのは入試でも頻出なので覚えておこう!
海岸線の種類
海岸は「自然海岸」と「人工海岸」に分かれ、自然海岸は「砂浜海岸」と「岩石海岸」に分類されます。
- 自然海岸 人の手が加えられていない海岸で、動植物が豊かに生息しています。風景としても人気があります。
- 人工海岸 埋め立てや港の建設など、人間の活動によって作られた海岸。防波堤などの施設も含まれます。
- 砂浜海岸 砂でできた平らな海岸。千葉県の九十九里浜や鳥取県の鳥取砂丘が代表例です。
- 岩石海岸 岩が海に直接接する海岸。三陸海岸、志摩半島、宇和海沿岸、若狭湾、大村湾などが有名です。
日本の主要な海岸
覚えておくべき砂浜海岸と岩石海岸
砂浜海岸のポイント-九十九里浜
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九十九里浜は千葉県にあり、太平洋沿いに約60km続く広大な砂浜海岸。
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漁港が作りにくく、イワシ漁などは地引網で行われます。
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漁業がしにくいため、周辺では農業が行われています。 内陸では野菜や草花を育て、都心部に出荷されています。
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観光業も盛んで、海水浴場、民宿、旅館などが発展しています。
岩石海岸のポイント -三陸海岸
三陸海岸とは
- 青森県、岩手県、宮城県の3つの県にまたがる太平洋側の海岸
- リアス海岸が続いている
- 入江が深く、波が静かで漁業に適しています。
三陸海岸の特徴
- 海が深い→漁港が作りやすい 入江が多く、波が静かで漁船の停泊に適しています。
- 入江が静か→養殖業が発展 貝や魚などの養殖がしやすい環境
- 寒流と暖流がぶつかる→豊かな漁場 潮目に魚が集まりやすいです。
観光資源 景観の美しさから観光地としても人気です。
一方で、津波の危険性もあります。 リアス式のV字型入江は津波の波が高くなる性質があり、大きな被害を受けやすいです。
→対策として、高台に住宅を建てる、防潮林や防潮堤を設けるなど、津波から命を守る取り組みが進んでいます。
日本のまわりの海と世界の海
- 日本のまわりの海 太平洋、日本海、オホーツク海、東シナ海に囲まれています。
- 世界の大洋 太平洋、大西洋、インド洋の3つが代表的です。
- 日本は特に太平洋との関わりが深く、漁業や貿易に大きな影響を与えています。
覚え方のコツ
- 海岸線の種類はイラストや写真でイメージをつかむ 砂浜海岸と岩石海岸の違いを見た目で覚えると効果的です。
- 各地の特徴をセットで覚える 「九十九里浜=砂浜・農業・観光」、「三陸海岸=岩石・養殖・津波注意」など、キーワードを組み合わせる。
- 地図を使って場所を確認する 実際に地図に書き込みながら、海岸線の場所を覚えると記憶が定着します。
暗記カード紹介(おすすめ活用法)
- 表に「海岸の種類」や「地名」、裏に「特徴」や「産業」を書く クイズ形式にして親子で楽しめます。
- スキマ時間に繰り返し確認できる 短い時間でも回数を重ねることで自然に覚えられます。
- 特に漢字の確認や細かい特徴の整理に有効 「三陸海岸」「九十九里浜」など、漢字の読み書き練習も兼ねられます。
まとめ
「海とともにあるくらし」は、日本の地理や生活の特色を知る大切な単元です。
ただ暗記するのではなく、「なぜこの場所でこの産業が発展したのか?」を一緒に考えることで理解が深まります。
また、地図や写真、暗記カードを使いながら、親子でクイズ感覚で学ぶと楽しく取り組めると思います!!
ぜひ伴走頑張ってください!
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