中学受験生 親の悩み「勉強嫌い」は性格タイプがカギ!4つの性格タイプ別対策法

中学受験生 親の悩み「勉強嫌い」は性格タイプがカギ!4つの性格タイプ別対策法

中学受験を目指す多くのご家庭で、「うちの子、全然勉強しない」「勉強が嫌いみたいで困っている」といった悩みの声をよく聞きます。

 

やる気がなさそうな子どもを見て、ついつい「勉強しなさい」と怒ってしまい、「なんでこんなにやらないの!?」とイライラしてしまう…
さらには、「勉強しない」対策を色々調べてやってみても我が子には響かない。。
よほど素晴らしいお子さんでなければ、どんな親も通る道ではないでしょうか?


本記事では、「勉強しない」「勉強嫌い」といった子どもの中学受験に関する悩みに対して、性格タイプ別に4つのやる気アップ術を紹介します。

怒る前に、まず“理解”から。 一緒に「やらせる」から「引き出す」関わり方へ、少しずつシフトしていきましょう!

 

なぜ「勉強しない」のか?

子どもが「やりたくない」と感じる理由は、単なる怠け心ではありません。

  • どうせできないと思っている
  • 間違えるのが怖い
  • やらされるのがイヤ
  • 成果が見えず、意味を感じない

 

こうした悩みに対して、「やる気スイッチを押す声かけ」や「習慣化のテクニック」など、多くの本やネット上の情報で紹介されていますよね。 でも「試してみたけれど、うまくいかなかった」「結局続かなかった」という声も耳にします。

 

それは、子ども一人ひとりの性格や感じ方が違うから。
やる気の出方、不安の抱え方、反応のしかた──“特性”があると思うのです。

 

だからこそ、“その子に合ったタイプ別のアプローチ”が大切。

一律のやり方ではうまくいかないからこそ、「わが子に合う方法」を見つけてあげる視点が、とても重要なんです!!

 

 

あなたのお子さんはどのタイプ?子供の特徴4つのパターン

まずは、お子さんがどのタイプに近いかを見極めてみましょう。

 

🟢 慎重タイプ(コツコツ型)

  • 真面目で頑張り屋さん
  • 間違いや失敗をとても気にする
  • 最初の一歩に時間がかかる

 

🟡 自由人タイプ(マイペース型)

  • 興味のあることには夢中!でも飽きっぽい
  • 決まった手順やルールが苦手
  • 「今やらなくてもいいかも」と思いがち

 

🔴 競争好きタイプ(チャレンジ型)

  • ゲームや勝負が大好き!
  • 負けず嫌いで負けると悔しがる
  • 褒められると一気にやる気がアップ

 

🔵 繊細タイプ(感情敏感型)

  • 感受性が豊かで、気持ちに波がある
  • 落ち込むと立ち直るのに時間がかかる
  • 親の言動にとても敏感

 

 

タイプ別!やる気を引き出す具体策

 

🟢 慎重タイプ:安心とスモールステップを

 

【特徴】

  • 失敗を恐れて動き出せない
  • 完璧を求めがち

 

【やる気を引き出すステップ】

  1. 「ここまでできたね」とできている部分を認める
  2. 「これは難しいから間違えてOK」など安心感を伝える
  3. スモールステップ(1問、5分)で達成感を与える
  4. タイマー・チェックリストなどで可視化して自信へつなげる

 

慎重タイプは、「できるようになった!」という成功体験が何よりの自信につながります。失敗を否定せず、安心して挑戦できる環境づくりがカギです。
 

【NG対応】

  • 間違いを責める
  • 「なんでそんなこともできないの?」と否定
  • 一気に大量の勉強をさせる

 

不安を煽る声かけや、詰め込みすぎは逆効果。慎重タイプは焦らず少しずつ進むのがポイントです。

 

🟡 自由人タイプ:遊び心と選択肢でスイッチON

 

【特徴】

  • 決まりきったやり方に飽きる
  • 自由に学ぶ環境で力を発揮する

 

【やる気を引き出すステップ】

  1. 暗記カードやクイズ形式で楽しい要素を取り入れる
  2. 「どっちからやる?」など自分で選ばせて主体性を促す
  3. タイムアタックやご褒美制で“遊びの感覚”を活かす

 

自由人タイプは、「楽しい」「やってみたい」がやる気の源。強制感を与えず、自然と自分から動きたくなる設計が効果的です。

 

【NG対応】

  • 「早くやりなさい」と急かす
  • すべて親が指示し、自由を奪う
  • 勉強を“義務”として押しつける

 

ルールでがんじがらめにすると逆に反発します。自分のやり方を尊重されると伸びやすいタイプです。

 

 

🔴 競争好きタイプ:「勝負」で火がつく

 

【特徴】

  • ライバルがいると燃える
  • 結果が見えることでやる気アップ

 

【やる気を引き出すステップ】

  1. 「ママと計算勝負しよう」などゲーム形式で取り組む
  2. 正解数や時間を記録し、成長を“見える化”
  3. シールやバッジなどの達成報酬でモチベーション継続

 

このタイプは“目に見える達成感”が大好物。競争やチャレンジ要素を取り入れると一気に火がつきます。

 

【NG対応】

  • 負けたときに叱責する
  • 他の兄弟や友達と過度に比較する
  • 「もっとできるはず」と期待を押しつける

 

勝ち負けに過敏なので、結果だけで評価するとやる気を失いやすいです。「がんばった過程」にも注目してあげましょう。

 

 

🔵 繊細タイプ:共感と安心で心を整える

 

【特徴】

  • 感情に左右されやすい
  • 否定的な言葉に敏感

 

【やる気を引き出すステップ】

  1. まずは気持ちに共感し、受け止める(「つらかったね」)
  2. 小さな一歩を提案(「この1問だけ一緒にやろうか」)
  3. 終わった後はしっかり褒める&ハグも効果的

まずは“心の安全基地”を作ることが最優先。安心できる環境でこそ、繊細タイプは本来の力を発揮します。

【NG対応】

  • 気持ちを無視して事務的に勉強を進める
  • 感情的に怒る
  • 頑張りを評価せず、成果だけを求める

心が乱れると、頭も働かないタイプです。「気持ちを分かってくれる」と感じられる関係性が何より大切です。

 

 

実際の子どもはこの4つのタイプに綺麗に分かれるとは限りません。

繊細タイプも持ち合わせていれば、マイペースな部分もあるとか、
以前は慎重派だったけど、最近は競争を意識してきている!

など、いろんな側面を持ち合わせていたり、時間と共に変わってきたりします!

4つのタイプ分け対策を参考に、お子さんに最も則した対応が本当にできるのはまさに親であるあなたしかいないと思うのです!

 

ですので、ぜひあきらめずに粘り強くお子さんと頑張ってください!応援しております‼︎

 

そんな子にも効く!「暗記カード」って?

 

ここまでタイプ別にやる気を引き出す方法をご紹介してきましたが、実は“どのタイプの子”にも共通して活用できる学習ツールがあります。

 

それが、「暗記カード」です!

 

  • 慎重タイプには、小さな成功体験を積める安心感
  • 自由人タイプには、ゲーム感覚で楽しめる手軽さ
  • 競争好きタイプには、「できた!」「覚えた!」の実感がやる気に直結
  • 繊細タイプには、自分のペースで無理なく進められる柔軟さ

 

当社オリジナルの中学受験対応暗記カードは、

 

  • 四谷大塚「予習シリーズ」準拠の単元設計
  • 表や図、背景知識も含んだ“わかる”を重視した構成
  • 単なる一問一答で終わらない“関連づけて覚える”工夫が満載!

 

親子でクイズ形式にして使っているご家庭も多く、

「やらされる勉強」から「楽しく身につく学び」へシフトしやすくなります。

 

「どこから取り組めばいいか分からない…」という方にも、カード学習なら“今日の10枚”から気軽にスタートできます!!

 

 

 

まとめ:やる気がないのではなく、“やり方が合っていない”だけ

 

中学受験に向けて、「うちの子、勉強しない」「どうすれば前向きになるのか分からない」と悩んでいる方にとって、今回の記事が少しでもヒントになれば幸いです。

 

子どもにとっての「やる気スイッチ」はみんな同じではないです!

性格や気質、考え方によって、響く言葉もタイミングも、やる気が湧く仕掛けもまったく異なります。

 

つい「なんでやらないの?」「もっと頑張ってほしいのに…」と親の気持ちが先走ってしまうこと、ありますよね。 でもそれは、“あなたの関わり方が悪い”のではなく、ただ「今の方法がその子に合っていない」だけかもしれません。

怒るより、理解する。 押しつけるより、引き出す。

 

今日ご紹介したように、性格タイプ別のアプローチや、暗記カードのように“どの子にもハマりやすいツール”をうまく使えば、無理なく、前向きな学習が始まります。

親子で取り組むからこそできる、やさしい伴走。 その第一歩として、まずは今日の一言、今日の5分から始めてみませんか?

 

お子さんのタイプに合った関わり方で、これからの学びの時間が少しでも楽しく、充実したものになりますように。

 

今回の記事はここまでです!
最後まで読んでいただきましてありがとうございます!!

 

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